花と歴史の郷 蛇の鼻とは
この庭園は、この町の政治家伊藤弥によって、明治時代に造られました。 彼は1,000ヘクタールもの農地を所有する大地主で、この庭園だけでも33ヘクタールあります。 その昔より花の名所として知られてはいましたが、今では四季折々の花々を楽しむことができる観光庭園となっています。 また、庭園内には当時別荘として建てられた旧伊藤家別邸があり、今日では『蛇の鼻御殿』とよばれ、往時の栄華を今に伝える貴重な建物として保存されています。
施設概要
名称 | 花と歴史の郷 蛇の鼻(Hana-to-Rekishi-no-Sato Janohana) |
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住所 | 〒969-1158 福島県本宮市本宮字蛇ノ鼻38 |
電話 | 0243-34-2036 |
FAX | 0243-33-6961 |
reserve@janohana.com |
入園料金
一般 | 20名様以上 | 40名様以上 | |
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大人 | 800円 | 700円 | 600円 |
小人 | 400円 | 300円 | 200円 |
営業時間
9:00~17:00(11月は16:30まで)
アクセス
飛行機で
● 福島空港 ⇒ 蛇の鼻
(東北自動車道経由 車で50分)
● 仙台空港 ⇒ 蛇の鼻
(東北自動車道経由 車で1時間50分)
JRで
● 東京駅 ⇒ 郡山駅 ⇒ 本宮駅 ⇒ 蛇の鼻
(新幹線で1時間20分 在来線12分 車で10分)
● 仙台駅 ⇒ 福島駅 ⇒ 本宮駅 ⇒ 蛇の鼻
(新幹線で20分 在来線30分 車で10分)
車で
● 東京 ⇒ 本宮IC ⇒ 蛇の鼻
(東北自動車道経由3時間)
● 仙台 ⇒ 本宮IC ⇒ 蛇の鼻
(東北自動車道経由1時間20分)
庭園の花
さくら
見頃は4月上旬から下旬。
チューリップ
チューリップが春の花壇を飾る。見頃は4月下旬から5月上旬。
ぼたん
見頃は5月上旬から中旬。
ふじ
園内には3つのふじ棚と、40本のふじが群植するふじ園があります。 最も大きな大ふじ棚は、長さが80メートルあり、樹齢500年といわれる巨木です。 見頃は5月上旬から下旬。
つつじ
見頃は5月上旬から中旬。
バラ
約400株のバラが5月下旬から見頃をむかえ、約2カ月ごとに10月中旬まで楽しむことができます。
スイレン
庭園の真ん中にある池ではスイレンを見ることができます。最盛期には約1万輪のスイレンの花が咲きます。 珍しい黄色やオレンジ色のスイレンも見ることができます。 見頃は6月から7月。
紅葉
樹齢100年をこえる約500本のカエデがあり、中には幹回り2メートルをこえる木もあります。 10月下旬から徐々に色づき始め11月には見頃をむかえます。 鮮やかに色づく時期になると、まるで京都の風情さえ感じられます。
国登録有形文化財『蛇の鼻御殿』について
この建物は、1904年にこの町の政治家であった伊藤弥の別荘として、約8年の歳月をかけて建てられました。 正面入口を飾る緻密な彫刻の数々は、日光東照宮に見られる彫刻を参考にしたといわれています。 有名な『眠り猫』の彫刻も見ることができます。 この建物の特徴として、一つは建築に用いられた稀少な木材の数々、もう一つは、各部屋を飾る襖絵など、著名な画家の絵画と歴史に名を残す偉人達が残した書です。 今日では同じものを再建することは不可能と言われ、1996年には、次世代に残すべき貴重な建造物として、文化財保護法に基づき国登録有形文化財に登録されました。
全景と玄関
第1室『鷺の間』
"Sagi-no-ma"
第2室『鹿の間』
"Shika-no-ma"
第3室『老松の間』
"Roushou-no-ma"
第4室『千鳥の間』
"Chidori-no-ma"
第5室『黒柿の間』
"Kurokaki-no-ma"
第6室『梅の間』
"Ume-no-ma"
飲食施設のご案内
園内には、軽食を提供する『蛇の鼻茶屋』があります。
主なメニュー
麺類(ラーメン、日本そば、うどんなど)
蛇の鼻名物味噌おでん
ソフトクリーム
アルコール飲料やソフトドリンク
団体のお客様にも好評!
コーヒーと和菓子がセットになったコーヒーセットもあります。 滞在の合間のティータイムにいかがですか。
※ 事前にご予約をいただくことで、団体のお客様への提供も可能です。ご相談ください。
バーベキュー施設のご案内
園内ではバーベキューも楽しむことができます。 材料を持ち込んでの利用も可能ですが、より手軽に楽しみたい方のために、お得なセットメニューをご用意しています。 施設を利用する際は、事前の予約が必要です。また、雨天時でも利用可能な屋内会場もありますので、詳しくは予約の際にお問い合わせください。