コラム

【コラム】六つの間をめぐる——蛇の鼻御殿の襖絵の話

蛇の鼻御殿には、それぞれに物語を持つ六つの間があります。

たとえば「千鳥の間」。勝田蕉琴の『磯千鳥図』には99羽の千鳥が描かれたと伝わりますが、実際に数えてみると——その答えは、ぜひ御殿でお確かめください。

「黒柿の間」に使われた黒柿は、柿の古木のごく一部にしか現れない希少な材。明治37年の建築当時ですら入手困難だったといわれます。

入園料だけで拝観いただけます。花の合間に、明治の粋をゆっくりとどうぞ。