ボート乗場の掃除をしていたら、”バシッ”っと何やらガラス窓にあたって床に落ちました。近づいてみると”飛ぶ宝石”とも言われる美しいカワセミでした。園の池で時々見かけるのですが、とても用心深い鳥でじっくり見ることなどできません。ただエメラルド色の光跡がパッと目の前を過る程度です。手のひらにのせてみると、こまめに息をしているので、命に別状はなくただの脳震盪だなと思いしばらく背中を撫でてあげました。しばらくすると頭も持ち上げて左右に動かし始めたので、丘の上のボートの舳先にのせておいたところしばらくして何事もなかったかのように池の湖面を対岸に向けて渡っていきました。時々でも、これでまたエメラルド色の光跡を見ることが出来るので安心しました。