擂鉢池のスイレンが満開となりました。明治時代のその昔、この公園の持ち主であった
伊藤彌氏は、米俵に米の代わりに土を入れ一緒にスイレンの苗も入れて俵ごと池に沈めて
スイレンをこの池に繁殖させたのが始まりと言われています。園内にある文化財と同じくらいの
歴史あるスイレンでもあるのです。今、そのスイレンは9000㎡の池の半分近くまで繁殖し
初夏の水面を飾っています。これから梅雨の時期にかけて見頃が続きますので、是非とも
このスイレンをご観賞ください。